2017/11/14 19:46

熊本ヒノデ米の森賢太です。
去年たくさんの方にご支援いただき、のべ11人の農家へお手伝いをしたり一部農地を代打で請け負いました。その結果、今年は全て農家さんがなんとか復帰や復旧を果たすことができ離農者が出ることはありませんでした。もちろん、県全体の被害を考えると微々たる数字であり、またまだまだ復旧できていない農地もたくさんありますが。

今年の熊本ヒノデ米は中山間地に目を向け、去年地震の影響で去年作付け不能となってしまった標高550mほどの田んぼ(吉無田水源の近く)の復活に取り組みました。集落に9世帯いた農家は地震を機に2世帯にまで減ってしまい、たくさんの耕作放棄地もでるところでした。地震により、田んぼに亀裂が入っていたり、去年作付けできなかったので雑草がすごかったり。。たくさんのことがありました。その土地でなんとかかんとか、今年もお米作りができました。

地震の影響で作付けできなかった種もみを活用する、と言うのを去年からやっていまして。今年は、「ひのひかり」のみの作付けとなりました。「にこまる」がお好みだった方すみません。。。。ひのひかりは、バランスがよくどんな料理にも合う定番品種です。西日本の農家さんに一番好きなの品種を聞くと断トツ一番人気な品種です。

さてさて、お米の方は順調に育っていまして、“寒暖の差と美味しい水”と言う美味しいお米の育つ条件の揃った土地でもあります。が、今年のお米は面積が少ないのと、おかげさまでヒノデ米を食べてくれる方も増えてきましたので、来年秋までお米が持たない可能性が高いです。。ご予約はお早めにお願いします(※追記、おかげ様で森が直接生産したお米は完売しましたが仲間の生産者のお米を販売中です)。