2022/09/14 08:58
いつも応援ありがとうございます。
今年もついについに新米が稔りました。
まだまだ稲刈りは始まったばかりで稲刈りは終わっていませんが、新米をお届けします。 いつも定期便の皆様は年間のお米たちを確保しているのですが、3年産は一般販売のお客様の分は完売し切らしてしまいました。。毎年収穫量は増えているのですがおかげ様で販売量も増え、ありがたい限りです。 干ばつや大雨、地震や猛暑などいろいろな気候を乗り越え、去年よりもさらにいい出来に稔ってくれたお米たちに感謝です。
世界農業遺産の能登にUターンして3年目の収穫。土壌分析をしながら能登の 牡蠣殻や酒粕などミネラルと天然のアミノ酸をたっぷり補給し、里山里海の恵み循環させる栽培をしていますが今年ついに各種ミネラルが満ちてきました。一般的な栽培はチッソ・リン・カリの三要素、 特にチッソが重要なのでチッソ量しかみないことがほとんどですが、チッソが先行して田んぼにあると、 植物は健康に育たず食味もよくありません。人間と同じで各種ミネラルが必要になります。今年は土壌 分析してみると能登のミネラルがしっかりと確認できました。きっと美味しいお米に育ってくれたこと でしょう。
ぜんぶがこうとはいきませんが概ね見事な稲姿に育ってくれました
根っこの張りがとんでもないことに。苗のときは苗箱の底の小さい穴から根っこが出て下全体を覆いました。
品種では、いつものコシヒカリに加えて「巾着」キンチャクと「黒糯」クロモチが仲間入りしました。 どちらも江戸時代の石川県(加賀藩)在来米で、巾着は190年前、もち米の黒糯は320年前から記録が 残っています。稲の姿も味も現在とは違います。米の個性として違いを楽しんでください。収穫は コシヒカリよりも遅いです。
巾着は芒(のぎ)という穂先の毛のようなものがあります。はるか昔、稲が野生だったときの名残です
黒糯の穂がでたところです。籾がまだらに黒いのが特徴です
お知らせとお願いがあります。 今期より商品の値段が上がります。 熊本時代のからお値段そのままに頑張ってきましたが、数年前の消費増税と送料高騰、最近の物価高と 資材や燃料の高騰、まもなくインボイス制度と営農継続が困難になってきています。農薬化学肥料なし でもご家庭で続けられる価格にとこれまで何とか頑張ってきましたが営農継続の為、やむを得ずこの 秋より値上げをさせて頂きます。
コシヒカリ 2キロ 1296円→1512円
5キロ 2970円→3240円
30キロ 12,960円→15,228円
こども玄米ぽんせん小袋 324円→356円
こども玄米ぽんせん大袋 1512円→1620円
すべて税込
ただし、秋からは15000円以上のご購入で送料(1900円〜2600円)を 無料にさせて頂きますので、実質はあまり変らない地域もあります。 定期便の皆様はお値段変わりません。 今後とも能登ごはん農場をよろしくお願いいたします。 森賢太 未来 あえ